ネイルサロンのホームページやクーポンサイトなどを見ていると、
「ジェルネイル」や「スカルプ」または「スカルプチュア」といったワードをよく見かけるかと思います。
当たり前かのように目にするワードですが、意外と違いを知っている人は少ないのではないのでしょうか?
そこで、こちらでは、ジェルネイルとスカルプチュアの違いについてご紹介したいと思います。
ジェルネイル
【施術法】
ジェルネイルは水あめのような素材のジェルを爪に乗せて、UVライト、または、LEDライトをあてて、固めます。
【種類】
ジェルネイルの中にもソフトジェルとハードジェルという2種類のジェルがあります。
その名の通り、ハードジェルの方がソフトジェルよりもジェル自体の硬度が高いものとなります。
【メリット】
ジェルネイルは水あめのようなジェルを乗せるだけなので、あまり、「ネイルをしました」という印象はなく、見た目も自然で、装着感も軽いです。
また、つやも出ますし、マニキュアのように、塗って何日かすると、色がはげてしまったということはありません。
【オフの方法】
ソフトジェル
ファイルでジェルの表面に傷をつけます。
専用のリムーバー(アセトン)をコットンに染み込ませて、ジェル部分を覆います。
その部分をアルミホイルで囲み、20分程度置きます。
アルミホイルを取ってみると、ジェルがふやけているので、スティックでジェル部分を取り除きます。
きちんとジェルがふやけていれば、きれいに取れますが、完全にふやけていなければ、残ってしまいますので、その場合は、再度コットンで覆い、アルミホイルで包み、時間を置きます。
ハードジェル
ジェルで長さを出している場合は、ニッパーでその部分を切り、ファイルで長さを整えます。
ファイルで表面のジェルを削ります。
スカルプチュア(スカルプネイル)
【施術法】
アクリル樹脂を爪に乗せて、爪に乗せた状態で、付け爪を作っていきます。
【メリット】
ジェルよりも強く、爪を自爪よりも長く見せたい、伸ばしたいという人におすすめのネイルです。
また、長さや形も自分の思い通りにでき、柔らかさのあるジェルネイルにはできないシャープな形状を作ることができます。
市販されているネイルチップなどよりも自爪により密着するので、すぐに外れるといった心配はありません。
【オフの方法】
ニッパーで長さを短くして、ファイルで表面に傷をつけます。
専用のリムーバー(アセトン)をコットンに染み込ませて、スカルプチュアを乗せている部分にあてます。
アルミホイルで包み、20分程度置きます。チップでスカルプチュア部分を取り除きます。
うまく取り除けない場所は無理矢理せず、再度リムーバーを染み込ませたコットンをあてて、アルミホイルで包み、時間を置きます。
どの方法もオフの際には慎重に!
自然な仕上がりにしたい人はジェルネイル、爪を長くしたい人にはスカルプチュア、など、自分に合ったネイルをするといいでしょう。
ただ、どのネイルにしたとしても、オフの際には注意をするようにしましょう。
ネイルサロンでオフを行うと何千円か費用はかかるので、自分で、という人も多いですが、
無理矢理はがしたり、ジェルと一緒に自爪の表面もはがしてしまったり、自爪を傷めてしまう原因にもなります。
どのネイルをしても、オフの際にはサロンでプロにやってもらうか、どうしても自分でやるという場合は、慎重に行うようにしましょう。