肩こりを悪化させる、やってはいけないことは、
生活習慣によるものが多いです。
特に、猫背などの悪い姿勢によって、
血流やリンパの流れが悪くなったり、
筋肉が引っ張られたままや、
縮んだままになったりするので、
肩こりが悪化していきます。
なので、常に正しい姿勢を心がけることが大切です。
また、デスクワークなどで、
同じ姿勢を長時間続けるのは、やめましょう。
スマホを同じ姿勢で長時間いじるのもNGです。
たまに軽いストレッチなどをして、
上半身をほぐしてあげることで、
肩こりの悪化を防げます。
それから、びっくりすることに、
肩こりを改善したいと思って、
マッサージをすればするほど、
肩こりは悪化していきます。
肩をほぐしてもらうマッサージを受けている間は、
気持ちが良くて至福のときですし、
マッサージが終わった後も、
肩がスッキリしたような感じになります。
でも、実は筋肉は、強く揉めば緩む、
というものではないのです。
肩がこっているときに、肩を強く揉むと、
筋膜を断裂させてしまいます。
すると、筋肉はすぐに再生するのですが、
再生されるときに、筋肉は余計に固くなってしまいます。
なので、マッサージをすればするほど、
筋肉が固くなり、肩こりを悪化させる危険性があるのです。
また、運動をするのも、
肩こりには良さそうなのですが、
激しい運動は肩こりを悪化するので、
やってはいけません。
激しい運動をすると、筋肉が固くなってしまい、
体液(間室リンパ)の流れが悪くなるからです。
体液の流れを良くするためには、
筋肉を柔らかく保つことが必要なので、
激しい運動や筋トレなどをすると、
肩こりを悪化させてしまいます。
マッサージや運動(激しい運動)は、
肩こりを改善するために効果的と思ってしまいますが、
意外に逆効果だったというのには、
驚きですよね。