肩こりは、血液の流れが滞ったり、
カラダが冷えたりして起こることが多いので、
お風呂でカラダを温めて、
肩こりを改善しようとしている方は、
多いと思います。
でも、お風呂で肩を温めすぎると、
逆に肩こりが悪化してしまうって、
知ってましたか?
肩こりを改善するために、
とにかくカラダを温めないといけない、という理由で、
お風呂に浸かるのは正解なのですが、
「お湯が熱すぎる」と、
肩こりが悪化してしまうのです。
熱いお湯に浸かると、
交感神経が優位になってしまいます。
交感神経は、緊張したり、ストレスがたまったときに、
優位になる神経なので、
肩こりにはよくありません。
交感神経が優位になり、緊張した状態なると、
肩こりを緩和させる血管を広げる作用を妨げてしまい、
肩こりを悪化させてしまうからです。
なので、お湯の温度は、40度くらいにするのが、
肩こりを改善するのに、最適な温度になります。
そして、リラックスしながら、15分くらい、
お風呂に浸かって、適切に肩を温めてくださいね。
カラダの芯から温めることが大切なので、
サッとお湯に浸かるだけだと、カラダの芯は温まりません。
ゆっくりと40度くらいのお湯に浸かって、
カラダの芯から温めて、
肩の冷えを改善しましょう。
夜に、お風呂に毎日ゆっくりと浸かる習慣をつければ、
肩こりも解消されやすいです。
また、肩こりにいいだけでなく、
精神的にリラックスができ、
良質な睡眠を取ることもできます。
平日には忙しくてムリな場合は、
休日にリラックスしてお風呂に浸かるだけでも、
肩こりに効果はあります。
熱いお湯に浸かって、肩を温めすぎるのは、
肩こりの悪化につながるし、
交感神経を優位にして、精神的にも緊張した状態になるので、
くれぐれもお湯の温度には気をつけてくださいね。