デスクワークや、スマホをいじるなどして、
長時間うつむいた姿勢や、
同じ姿勢を続けていると、
肩の筋肉が疲れて乳酸(疲労物質)がたまり、
筋肉が固くなって肩こりが起こります。
筋肉が固くなると、血管が圧迫されるので、
「血行不良」が起こり、乳酸が除去されにくくなって、
肩こりは悪化していきます。
なので、血行不良を改善すれば、
乳酸が除去されて、肩こりは和らぎます。
肩こりの原因の血行不良を改善するためには、
入浴が大切です。
肩こりの血行不良に効果的な入浴方法は、
40度くらいのお湯に、15分くらい、
リラックスして浸かるという方法です。
熱いお湯に浸かるのは、
逆に肩こりを悪化させるので、
やめましょうね。
また、短い入浴も肩こりには効果がありません。
それから、血行不良を改善するのに、
軽いストレッチも効果的です。
激しい運動は、
肩こりを悪化させるのでNGです。
肩こり解消におすすめのストレッチを、
一つご紹介しますね。
腕をだらりと垂らしたまま、両肩を持ち上げて、
それから両肩をストンと落としてください。
それから、両肩で円を描くように、
前回しと後ろ回しをしてください。
そして最後に、両腕を前に伸ばした位置から、
水平に後ろに向かって腕を開いてみましょう。
それぞれの動きを、3回ずつしてくださいね。
肩周りや肩甲骨周りがスッキリとして、
血流が良くなり、血行不良が改善されます。
朝と夜にこのストレッチをすると、
特に効果があります。
でも、一番大切なのは、血行不良を起こさないように、
長時間うつむいた姿勢や同じ姿勢をしないことです。
適度に休憩を入れて、
さきほどのストレッチなどを行って、
肩こりを予防することを心がけましょう。
そうすれば、肩の筋肉が固まることがなく、
血行不良にならないので、
肩こりも防げます。